专利摘要:

公开号:WO1987002313A1
申请号:PCT/JP1986/000529
申请日:1986-10-17
公开日:1987-04-23
发明作者:Katsumi Otsuka
申请人:Teibow Co., Ltd.;
IPC主号:B43K1-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] ペン先の構造
[0003] 技術分野
[0004] この発明は、 ポール抱持部が、 運筆の際のポールの回転 抵:抗が少なく 、 しかもイ ンキの毛細管誘導空白域が存在 し ないよう に構造化され、 そ してそのポール抱持部と同抱持 部にイ ンキを毛細管誘導するイ ンキ流通空間 とが二部材の 組み構成によ り簡単に形成され、 ポールに対してイ ンキが 常にイ ンキ流通空間からポール抱持部内のポール面に毛細 管誘導されている状態下に持続なら しめているところの、 イ ンキの耐 ド レイ ンパッ ク性, 初筆性, イ ンキの復帰性, 髙速筆記性, イ ンキの安定供給性, ポールの回転性, 製作 性の良好なペン先の構造に関 し、 2〜40c pの低粘度のイ ン キを対象とする筆記用, 作図用 , 化粧用等に適するところ の、 主に周室の金属で作られたペン先の構造に関する。
[0005] 背景技術
[0006] 従来から、 ペン先部分のポールを運筆の際の筆記面との 間の摩擦抵抗によ り回転されてイ ンキを引出 し て筆記する ものと して 、 ポールペンが知られており 、 筆記用に広く利 用されている。
[0007] このポールペンのペン先の構造は、 ポール受軸と、 これ のポール保持部に回転可能に納められるポールとからなり 、 そのポール受軸におけるポール保持部底面は擂鉢形状に成 形され、 イ ンキ流通孔は擂鉢形状の底面中央に開口形成さ れているものである。
[0008] また、 Iのペン先の構造は、 第 47図に例示するよう に、 ポール儳捺管 ( 50) 内にポール受け芯 ( 51) を双方の間に 軸線方向に貫通するイ ンキ流通空間 ( 52) を形成して固定 し、 そのポール保持管 ( 50) 先部内における上記イ ンキ流 通空間 ( 52) と連通状のポール抱持部 ( 53) にポール ( 54) を回転自在に保持していて、 そのポール抱持部 ( 53) 底面 を形成するポール受け芯 ( 51) 端面部 ( 55) は平坦状にな つ ているものである。
[0009] そのため、 前者では次の問題である。
[0010] 製作上の問題点
[0011] ポール保持部およびイ ンキ流通孔を加工成形しているこ とに ともなう製作上の難点、 すなわちポール受軸が金属製 である場合には髙ぃ精度の切削加工を要求され、 またブラ スチッ ク製である場合では工作精度が高い成形金型を必要 とする。
[0012] ポールの回転性の問題点
[0013] ポールを筆圧に対して回転可能に支持するポール保持部 底面が擂鉢形状であるこ とによる筆記上の問題点、 すなわ ち筆圧を受けたポールが擂鉢形状の底面にその筆圧に比例 して喰い込むこ との楔作用による回転抵抗を受けて円滑な 回転を妨げられ、 その結果と してイ ンキの引き出 し性能が 不安定に-な っ て筆跡のカス レ現象が生じ、 特に高速筆記に は不逸である。
[0014] 一方、 後者では次の問題がある。
[0015] イ ンキの誘導上の問題
[0016] ポールの抱持部 ( 53) におけるポール受け芯 ( 51) のボ ール受け部分 ( 56) の外側部分 ( 57) とこれの近傍のポ - ル ( 54) 面部分 ( 58) とポール保持管 ( 50) 内面部分 ( 59) との間の空間 ( 60) にイ ンキの毛細管誘導が行なわれない 所謂毛細管誘導空白域 ( 61) が発生し、 この毛細管誘導空 白域 ( 61) はポール ( 54) 面部分 ( 58) に対するイ ンキの 毛細管移動を妨げて、 ポール ( 54) が回転しながらその面 部分 ( 58) にひろい取るイ ンキ曇を減少或いは皆無とする。 この現象はポールの回転に ともなう空気の巻込み現象によ つ て起り 、 ポール抱持部 ( 53 ) 内に巻込まれた空気が空間 ( 60) 内に留 つ て毛細管誘導空白域 ( 61) を作り上げて し ま う こ とによる。 その結果、 ポール抱持部 ( 53) 内におけ るイ ンキの保有能力が劣り 、 ド レイ ンパッ クが起り 、 書き 出 し時にイ ンキがカ ス レた り 、 ペン先を上向けた後のイ ン キの復帰性が悪く 、 ポールに対するイ ンキの供铪量が不安 定であり 、 高速筆記時のイ ンキカ ス レが激し く 、 筆記方向 の急激な変更にイ ンキが追随できない。
[0017] したがっ て本発明は、 このよゔな従来のペン先の構造の 問題点が存在 しない、 インキの耐 ド レイ ンパッ ク性, 初筆 性, インキの復帰性, 髙速筆記性, イ ンキの安定供給性, ポールの回転性, 製作性の全てにおいて良好である ところ のペン先の構造を提供するこ とを目的と している。
[0018] 又、 本発明は、 更に、 ペン先の構造の突状壁部が、 ポー ル受け芯の外側部分に形設されて、 ポール抱持部内におけ るイ ンキの毛細管誘導能力を改善するところのペン先の構 造を提供するこ とを目的とする。
[0019] 又、 本発明は、 さ らに、.ペン先の構造の突状壁部が、 ポ ール保持管の内面部分に形設されて 、 ポール抱持部内にお けるインキを潤滑剤とするポールに対する回転潤滑性を改 善する ところのペン先の構造を提供するこ とを目的とする 又、 本発明は、 更に、 ペン先の構造の突状壁部が、 ポー ル受け芯の外側部分とポール保持管の内面部分との双方に 形設されて 、 ポール抱持部内におけるイ ンキの毛細管誘導 能力およびイ ンキを潤滑剤とするポールに対する回転潤滑 性を改善するところのペン先の構造を提供することを目的 とする。
[0020] 又、 本発明は、 更に、 イ ンキ流通空間横断面積が、 毛細 管誘導通路横断面積よ りもそのイ ンキの毛細管間隔を変え ずに大の比に形成されて、 ポール抱持部に対するイ ンキ流 通空間におけるイ ンキの毛細管誘導比量を改善する ところ のペン先の構造を提供するこ とを目的とする。
[0021] 又、 本発明は、 更に、 イ ン卞流通空間が、 ポール径よ り ¾大径状のポール受け芯外面部とこれに対面状にポール保 持管内面部との間に形成されて、 ポール抱持部に対するィ ンキ流通空間におけるイ ンキの毛細管誘導比量および毛細 管誘導能力を改善する ところのペン先の構造を提供するこ とを目的とする。
[0022] 又、 本発明は、 更に、 イ ンキ流通空間が、 ポール受け芯 におけるポール受け部分側を頂面と する略台錐形状のテー パー状外面部とこれに平行状のポール保持管内面部との間 に形成されて、 ポール抱持部に対するイ ンキ流通空間にお けるイ ンキの毛細管誘導比量および毛細管誘導制御能力を 改善する ところのペン先の構造を提供するこ とを目的と す る。
[0023] 又、 本発明は、 更にペン先の構造のポール保持管内径が、 ポールの抜け止め し ている絞り部を除い てイ ンキ流通空間 形成部分までポール径とほぼ同径状に形成されて 、 ポール 径に近似したペン先径の改善をする ところのペン先の構造 を提供するこ とを目的とする。
[0024] 又、 本発明は、 更にペン先の構造のポール保持管内面の 径断面形およびポール受け芯径断面の輪郭形が、 相似形状 に形成されて、 イ ンキ流通空間各部のイ ンキ誘導能力を改 善するところのペン先の構造を提供するこ とを目的とする 又、 本発明は、 更にペン先の構造のポール保持管内面の 径断面形およびポール受け芯径断面の輪郭形が、 円の相似 形状に形成されて、 イ ンキ流通空間のイ ンキ誘導能力の安 定性を改善する ところのペン先の構造を提供するこ とを目 的とする。
[0025] 又、 本発明は、 更にペン先の構造のポール保持管内面の 径断面形およびポール受け芯径断面の輪郭形が、 角の相似 形状に形成されて、 ペン先の折れ強度を改善するところの ペン先の構造を提供するこ とを目的とする。
[0026] 又、 本発明は、 更にペン先の構造のポール保持管内面の 径断面形とポール受け芯径断面の輪郭形が、 異形状に形成 されて 、 イ ンキ流通空間の形成性を改善するところのペン 先の構造を提供するこ とを目的とする。
[0027] 又、 本発明は、 更にペン先の構造のポール保持管内面の 径断面形とポール受け芯径断面の輳郭形が、 前者は円形に 後者は角状に形成されて、 イ ンキ流通空間の形成性と とも にイ ンキ誘導能力 とペン先の折れ強度を改善する ところの ペン先の構造を提供するこ とを目的とする。
[0028] 又、 本発明は、 更にペン先の構造のポール保持管内面の 径断面形とポール受け芯径断面の輪郭形が前者は角形に後 者は円状に形成されて、 イ ンキ流通空間の形成性とペン先 の折れ強度を改善するところのペン先の構造を提供するこ とを目的と する。
[0029] 又、 本発明は、 更にペン先の構造のポール受け芯が、 そ の周側面のイ ンキ流通空間形成部分に軸糠方向に沿う スパ イ ラル状溝部を形成されて 、 イ ンキ流通空間におけるイ ン キの軸線方向の保持能力を改善するところのペン先の構造 を提供するこ とを目的とする。
[0030] 又、 本発明は、 更に、 ポール受け芯が、 イ ンキ流通空間 の形成部分である外面部に周方向の環状溝部を軸線方向に 並列状に有して、 イ ンキ流通空間におけるイ ンキの軸線方 向の保持能力を強力に改善するところのペン先の構造を提 供するこ とを目的と する。
[0031] 又、 本発明は、 更に、 ポール受け芯が、 イ ンキ流通空間 と連通してポール受け部分際まで達するイ ンキの毛細管誘 導溝部を有して 、 ポールの回転潤滑性を改善するところの ペン先の構造を提供するこ とを目的とする。
[0032] 又、 本発明は、 更に、 ポール受け芯がポール保持管内に カ シメ 固定されて、 ポール保持管とポール受け芯の固定仕 方を改善する ところのペン先の構造を提供することを目的 とする。 又、 本発明は、 更にペン先の構造のカシメ 部が、 軸線方 向に沿う突帯状に形成されて、 ペン先の折れ強度とイ ンキ 流通空間の軸線方向のイ ンキ誘導能力を改善するところの ペン先の構造を提供するこ とを目的とする。
[0033] 又、 本発明は、 更にペン先の構造のカシメ部が、 周方向 に沿う絞り形状に形成されて、 イ ンキ流通空間の周方向の イ ンキ誘導能力を改善するところのペン先の構造を提供す るこ とを目的とする。
[0034] 又、 本発明は、 更にペン先の構造のポールが、 球状に形 成されて、 書く 上での方向性, 筆角性, 汎用性を改善する ところのペン先の構造を提供するこ とを目的とする。
[0035] 又、 本発明は、 更にペン先の構造のポールが、 ロ ール状 に形成されて、 筆記直進性と筆線幅を改善するところのぺ ン先の構造を提供するこ とを目的とする。
[0036] 又、 本発明は、 更にペン先の構造のポール保持管および ポール受け芯およびポールが、 主と し て硬度の高い周質材 で形成されて、 静電作用を改善するところのペン先の構造 を提供するこ とを目的とする。
[0037] 又、 本発明は、 更にペン先の構造のポール保持管および ポール受け芯における芯部およびポールが、 主と して硬度 の高い同質材で形成され且つ芯部側面が合成樹脂膜でコ ー ティ ング形成されて、 静電作用 とイ ンキ濡れ性を改善する ところのペン先の構造を提供するこ とを目的とする。
[0038] 又、 本発明は、 更にペン先の構造のイ ンキ流通空間の毛 細管間隔が大略 25〜 1 00 ^に形成されて、 同流通空間のィ ンキ誘導能力範囲を改善する ところのペン先の構造を提供 することを目的とする。
[0039] 又、 本発明は、 更に、 ペン先の構造の毛細管誘導路の毛 細管間隔が大略 25〜 1 00 ^に形成されて、 同誘導路のイ ン キ誘導能力範囲を改善するところのペン先の構造を提供す るこ とを目的とする。
[0040] 又、 本発明は、 更に、 ポール抱持部における絞り部開口 縁とポール面との間が大略 5〜 1 5 に形成されて 、 開口縁 におけるイ ンキの引出し量並びに空気の巻込み量を改善す るところのペン先の構造を提供するこ とを目的とする。
[0041] 又、 本発明は、 更に、 ポール受け芯の毛細管誘導溝部が、 溝幅大略 25〜 1 1 0 で 、 深さ大略 1 00〜20 に形成されて、 同溝部のイ ンキ誘導能力範囲を改善するところのペン先の 構造を提供するこ とを目的とする。
[0042] 発明の開示
[0043] 即ち、 本発明のペン先の構造は、 ポール保持管内にポー ル受け芯を固定 して、 ポール抱持部内にポールを回転自在 に保持すると共に、 このポール抱持部に連通するイ ンキ流 通空間をポール受け芯外面部とポール保持管内面部との間 にイ ンキが軸線方向に毛細管移動可能に形成し、 且つポー ル抱持部におけるポール受け芯の略平坦状ポール受け部分 の外側部分とこれの近傍のポール面部分とポール保持管内 面餛^との間の部位に突状壁部をポ―ル面部分との間にィ ン ^^通空間と連通したイ ンキの毛細管誘導路が確立され るよう に形設してある。
[0044] このこ とによ っ て次の利点がある。
[0045] ① ポール抱持部におけるポール受け部分でのポールの楔 作用を解決していると共にそのポール抱持部内における ポール面周りを突状壁部によるイ ンキの毛細管誘導路で 均一に囲んでイ ンキの毛細管誘導空白域の存在を解消 し ており 、 少ない回転抵抗で良好に回転するこ とができる ポールにおけるポール抱持部内のポール面をこのポール 面との間に毛細管力によ りプールされたイ ンキで濡ら し て包むこ とができる。 それによ り 、 ポール抱持部内でィ ンキが ド レイ ンパッ ク するこ とがなく なっ て耐 ド レイ ン パッ ク性に優れ、 書き始めからイ ンキのカスレな く書き 出せて初筆性に優れ、 ポール面までイ ンキを毛細管誘導 していてペン先の上向け後のイ ンキ復帰性に優れ、 イ ン キの安定供給性およびポールの回転性に優れていて高速 筆記時におけるポールが回転不十分で紙面を滑っ た り 、 イ ンキの供給不足がな く 、 髙速筆記性に優れる。 ② 叙上のポール抱持部とこのポール抱持部にイ ンキを毛 細管誘導するイ ンキ流通空間を、 ポール保持管とポール 受け芯との組み構成により簡単に形成するこ とができる
[0046] ③ ィンキ流通空間を、 ペン先内における径断面で、 その 定範囲 での最大の毛細管域に確保している。
[0047] 又、 本発明は、 上述の改良されたペン先の構造の突状 壁部を、 ポール受け芯の外側部分に形設してある。
[0048] このこ とによ り次の利点がある。
[0049] ④ 突状壁部をポール受け部分ともども棒状のポール受け 芯端面に ロ ー リ ング加工等によ り比較的容易且つ高精度 に形設するこ とができ、 毛細管誘導路の毛細管間隔を正 確に管理できて、 そのイ ンキの毛細管誘導能力は良好に 均一化されている。
[0050] 又、 本発明は、 上述の改良されたペン先の構造の突状 壁部を、 ポール保持管の内面部分に形設してある。
[0051] これにより次の利点がある。
[0052] ⑤ イ ンキ流通空囿から毛細管誘導されて く るイ ンキをポ ール受け部分側に迂回させた後に毛細管誘導路に誘導し て、 イ ンキをポール回転の潤滑剤と してそのポール受け 部分に強制誘導するから、 ポールの回転が一層滑らかで δる。
[0053] 又、 本発明は、 上述の改良されたペン先の構造の突状 壁部を、 ポール受け芯の外側部分とポール保持管の内面 部分との双方に形設してある。
[0054] これによ り次の利点をある。
[0055] ⑥ 突 ΐ扰:壁部をポール受け芯側とポール保持管側とに分散 して矢々の加工精度が髙精度に仕上げられるよ う な構造 であるから、 毛細管誘導路の毛細管間隔を尚一層正確に 管理できて、 そのイ ンキの毛細管誘導能力は高度に均一 化される。 そ してイ ンキをポール受け部分にポール回転 の潤滑剤と しても強制誘導して、 ポールの回転が一層滑 らかである。
[0056] 又、 本発明は、 上述の改良されたペン先の構造のイ ン キ流通空間横断面積を、 毛細管誘導路横断面積よ りもそ のイ ンキの毛細管間隔を変えずに大の比に形成してある このこ とによ り次の利点がある。
[0057] ⑦ ポールによ っ てポール抱持部から引出されるイ ンキの 消費量を上回るイ ンキ量を、 イ ンキ流通空間よ り毛細管 誘導路に毛細管誘導するこ とができ、 髙速筆記にもイ ン キの供給不足によるカス レが起こ らない。
[0058] 又、 本発明は、 上述の改良されたペン先の構造のイ ン キ流通空間を、 ポール径よ り も大径状のポール受け芯外 面部とこれに対面状のポール保持管内面部との間に形成 してある。 このこ とによ り次の利点がある。
[0059] ⑧ ポールによ っ てポール抱持部から引出されるイ ンキの 消費量を上回るィ ンキ量をイ ンキ流通空間よ り毛細管誘 導して供給:するこ とができる と共にポール受け芯外面部 外径とポー 保持管内面部内径を容易に管理できて、 所 要の毛細管間隔に精度良く仕上げ、 そのイ ンキの毛細管 誘導能力は良好に均一化される。
[0060] 又、 本発明は、 上述の改良されたペン先の構造のイ ン キ流通空間を、 ポール受け芯におけるポール受け部分側 を頂面とする略台錐形状のテーパー状外面部とこれに平 行状のポール保持管内面部との間に形成してある。
[0061] このこ とによ り次の利点がある。
[0062] ⑨ ポールによ っ てポール抱持部から引出されるイ ンキの 消費量を上回るイ ンキ量をイ ンキ流通空間よ り毛細管誘 導して供給するこ とができると共にイ ンキ流通空間と毛 钿管誘導路との間におけるイ ンキの毛細管誘導量をイ ン キ流通空間側より毛細管誘導路側に次第に絞り込みして いるから、 イ ンキの毛細管移動が極めて無理なく ス厶ー ズとな って制御されたイ ンキ移動が行なわれる。
[0063] 又、 本発明は、 上述の改良されたペン先の構造のポー ル保持管内径を、 ポールを抜け止め している絞り部を除 いて、 イ ンキ流通空間形成部分までポール径とほぼ同径 に形成してある。
[0064] このこ とによ り次の利点がある。
[0065] ⑩ ポール径と近似したペン先径のものとなる。
[0066] 本発明は、 上述の改良されたペン先の構造のポ一 ル傢持管 P¾面の径断面形とポール受け芯径断面の輪郭形 を、 相傲 :形状に形成してある。
[0067] このことにより次の利点がある。
[0068] ⑪ イ ンキ流通空間各部の間隔が近似しているこ と による 各部でのほぼ均衡した毛細管作用を発揮し、 優れたイ ン キ誘導能力を有する。
[0069] 又、 本発明は、 上述の改良されたペン先の構造のポー ル保持管内面の径断面形とポール受け芯径断面の輪郭形 を、 円の相似形状に形成してある。
[0070] このこ とによ り次の利点がある。
[0071] © イ ンキ流通空間各部の間隔が等し く して、 同流通空間 のイ ンキ誘導能力は等し く安定 した毛細管作用を発揮す る各部により安定されている。
[0072] 又、 本発明は、 上述の改良されたペン先の構造のポー ル保持管内面の径断面形とポール受け芯径断面の輪郭形 を、 角の相似形状に形成してある。
[0073] このこ とにより次の利点がある。
[0074] ⑬ ペン先の折れ強度が高く て、 髙筆圧にも折損するこ と がなく且つペン先の小径化を計れる。
[0075] 又、 本発明は、 上述の改良されたペン先の構造のポー ル保持管内面の径断面形とポール受け芯径断面の輪郭形 を、 異形状に形成してある。
[0076] このことによ. 次の利点がある。
[0077] ® ポール保持管内面とポール受け芯外面部との間に軸線 方向に貫通するイ ンキ流通空間が残存して形成され、 製 作が極めて容易で経済的効果が大きい。
[0078] 又、 本発明は、 上述の改良されたペン先の構造のポー ル保持管内面の径断面形を円状に 、 ポール受け芯径断面 の輪郭形を角状に形成してある。
[0079] このこ とによ り次の利点がある。
[0080] © イ ンキ流通空間が残存形成されて製作が極めて容易で ある経済的効果を失なわずに、 周流通空間における間隔 均等部分を最大限に確保していてイ ンキ誘導能力に優れ 且つペン先の折れ強度が髙ぃ。
[0081] 又、 本発明は、 上述の改良されたペン先の構造のポー ル保持管内面の径断面形を角状に、 ポール受け芯径断面 の ¾郭形を円状に形成してある。
[0082] このこ とによ り次の利点がある。
[0083] © イ ンキ流通空間が残存形成されて製作が極めて容易で ある経済的効果を失なわずに、 ペン先の折れ強度が特に 高く深い筆角にも十分耐える強度を有する。
[0084] 又、 本発明は、 上述の改良されたペン先の構造のポー ル受け芯外面部のイ ンキ流通空藺形成部分に、 軸線方向 に沿う スパイ ラル状溝部を形成してある。
[0085] このことによ り次の利点がある。
[0086] ® イ ンキの軸線方向のス 卜 レー 卜な流動が牽制されて、 イ ンキの保持性が良くなり 、 イ ンキ流通空間におけるィ ンキの耐 ド レイ ンパッ ク性が良好になる。
[0087] 又、 本発明は、 上述の改良されたペン先の構造のポー ル受け芯外面部のイ ンキ流通空間形成部分に、 周方向の 環状溝部を軸線方向に並列状に形成してある。
[0088] このこ とによ り次の利点がある。
[0089] ® イ ンキ流通空間におけるイ ンキの軸線方向の保持性が 一層強く なり 、 イ ンキの耐 ド レイ ンパッ ク性が強化され る。
[0090] 又、 本発明は、 上述の改良されたペン先の構造のポー ル受け芯の外側部分に イ ンキ流通空間 と連通し てポール 受け部分際まで達するイ ンキの毛細管誘導溝部を形成し て oる。
[0091] このこ とによ り次の利点がある。
[0092] ⑬ イ ンキをイ ンキ流通空間からポール受け部分に潤滑剤 と して強制的に毛細管誘導してポールの円滑な回耘をう 一 1
[0093] なが している。
[0094] 又、 本発明は、 上述の改良されたペン先の構造4のポー ル受け芯を、 ポール保持管内にカ シメ 固定 してある。
[0095] このこ とにより次の利点がある。
[0096] © ポール保持管とポール受け芯がなんなく結合して一休 構造化している。
[0097] 又、 本発明は、 上述の改良されたペン先の構造のカ シ メ 部を、 軸線方向に沿う突帯状に形成してある。
[0098] このこ とによ り次の利点がある。
[0099] © カ シメ 部の梁作用によるペン先の高い折れ強度を有し、 そ してカシメ部に沿いプロ ッ ク化された各イ ンキ流通空 間は軸線方向の毛細管作用を確保していてイ ンキ誘導能 力に優れる。
[0100] 又、 本発明は、 上述の改良されたペン先の構造のカシ メ部を、 周方向に沿う絞り形状に形成してある。
[0101] このこ とによ り次の利点がある。
[0102] ® イ ンキ流通空間における軸線方向および周方向の毛細 管作用を確保して 、 イ ンキ誘導能力が優れる。
[0103] 又、 本発明は、 上述の改良されたペン先の構造のポー ルを、 球状に形成してある。
[0104] このこ とによ り次の利点がある。
[0105] ® 筆記方向および筆角制限がなく 、 そ して用途すなわち 筆記用, 作図用, アイシャ ドーやアイプローの毛書き化 粧用に汎用性に富む。
[0106] 又、 本発明は、 上述の改良されたペン先の構造のポー ルを、 ロ ール状に形成してある。
[0107] このこ とによ り次に利点がある。
[0108] ® 筆記直進性が高く 且つ筆線巾が一定に安定 していて、 特に作図用に有効である。
[0109] 又、 本発明は、 上述の改良されたペン先の構造のポー ル保持管とポール受け芯をステン レス製に、 ポールをス テン レス鍋又はセラミ ッ ク製に形成してある。
[0110] このこ とによ り次に利点がある。
[0111] ② 硬度が高く て耐久性に富み、 しかも電位差による腐蝕 すなわち静電作用が発生せず、 同作用による発銷, 鑌に よる詰ま り が原因となるイ ンキ誘導能力の低下をなく し て 、 不変のイ ンキ誘導能力を確保している。
[0112] 又、 本発明は、 上述の改良されたペン先の構造のポー ル保持管をステン レス製に、 ポールをステン レス鍋又は セラ ミ ッ ク製に、 ポール受け芯をステン レス製の芯部側 面に合成樹脂膜をコーティ ングして、 夫々形成してある このこ とによ り次に利点がある。
[0113] ® 硬度が髙く て耐久性に富むと共に静電作用の発生をな く して同作用による弊害を解消して不変のイ ンキ誘導能 力を確保し、 且つイ ンキ流通空間におけるポール受け芯 周側面のイ ンキ濡れ性を高い レベルに安定させる。
[0114] 又、 本発明は、 上述の改良されたペン先の構造のイ ン キ流通空間の毛翱管間隔を、 大略 2 5〜 1 00 に形成して あ 。
[0115] このこ とによ り次の利点がある。
[0116] 良好な毛細管作用を呈して 、 イ ンキをポール抱持部の 毛細管誘導路に過不足なく 安定誘導する。
[0117] 又、 本発明は、 上述の改良されたペン先の構造の毛細 管誘導路の毛細管鬮隔を、 大略 25〜 1 00 に形成してあ る。
[0118] このこ とによ り次の利点がある。
[0119] 良好な毛細管作用を呈 して 、 イ ンキをイ ンキ流通空間 からポール面に過不足なく安定誘導する。
[0120] 又、 本発明は、 上述の改良されたペン先の構造のポー ル抱持部における絞り部開口縁とポール面との間を、 大 略 5〜 1 5 に形成してある。
[0121] このこ とによ り次の利点がある。
[0122] ® イ ンキが開口縁から ドロ ップした り 、 反対にそぎ落し 過ぎた りするこ とのないような適当な'引出 し程度に管理 されていて 、 イ ンキの良好な引出 しをおこなわ しめ、 そ して 、 ポールの回転に ともなう空気の巻込みが起きに く いよう に管理されていて、 空気の巻込みがほとんどな く なっ ており、 ポール面部分には巻込み空気ではなく常に イ ンキがポールにそのポール面部分によ っ てひろい取ら 拔 ¾よ:う になつ ている。
[0123] 又'、、 本.発明は、 上述の改良されたペン先の構造の毛細管 誘導溝部を、 溝幅大略 25〜 1 00 jWで、 深さ大略 1 00〜20 に形成してある。
[0124] このこ とによ り次の利点がある。
[0125] ® イ ンキがイ ンキ流通空間からポール受け部分に良好に 毛細管誘導される。
[0126] 図面の簡単な説明
[0127] 図面は本発明に係るペン先の構造を例示しており 、 第 1 図は縱断面図。 第 2 図は ( 2 ) - ( 2 ) 線に洽_える横断面 図。 第 3 図はポール抱持部の斜視図で一部切欠している。 第 4 図乃至第 9 図はポール保持管内面の径断面.形とポール 受け芯径断面の輪郭形が円の相似形状で、 突状壁部の態様 が夫々異なるペン先の構造を倒示していて、 第 4 図, 第 6 図, 第 8 図は縱断面図、 第 5 図, 第 7 図, 第 9 図はポール 抱持部の斜視図で一部切欠している。 第 1 0図乃至第 1 8図は ポール保持管内面の径断面形とポール受け芯径断面の輪郭 形が円の相似形状で、 且つ毛細管誘導路横断面積よ りもィ ンキ流通空間横断面積が大の比に構成され、 そ して突状壁 部の態様が夫々異なるペン先の構造を例示していて、 第 10 図, 第 13図, 第 15図, 第 17図は縱断面図、 第 11図は第 10図 の ( 11 ) ― ( 11〉 線の横断面図、 第 12図, 第 14図, 第 16図, 第 18図は.ポール抱持部の斜視図で一部切欠している。 .
[0128] 第 19図乃;至第 22図はボール保持管内面の径断面形とポ - ル受け芯径断面の輪郭形が角の相似形状で、 ポールがロ ー ル状であるペン先の構造を例示していて、 第 19図は縱断面 図、 第 20図は ( 20) ― ( 20) 線の横断面図、 第 21図はポー ル抱持部の斜視図で一部切欠している、 第 22図はポールの 斜視図。 第 23図乃至第 30図はポール保持管内面の径断面形 とポール受け芯径断面の輪郭形が異形状であるペン先の構 造を例示していて、 第 23図, 第 27図は縱断面図、 第 24図お よび第 25図は第 23図の ( 24) ― ( 24) 線と ( 25 ) - ( 25 ) 線の横断面図、 第 28図および第 29図は第 27図の ( 28) —
[0129] ( 28) 線と ( 29) ― ( 29) 線の横断面図、 第 26図, 第 30図 はポール抱持部の斜視図で一部切欠している。 第 31図乃至 第 39図はポール受け芯外面部の溝部の態様が夫々異なるぺ ン先の構造を示していて 、 第 31図, 第 34図, 第 37図は縱断 面図、 第 32図は第 31図の ( 32〉 - ( 32) 線の, 第 35図は第 34図の ( 35) - { 35) 線の, 第 38図は第 37図の ( 38) -
[0130] ( 38) 線の各横断面図、 第 33図, 第 36図, 第 39図はポール 抱持部の斜視図で一部切欠している。 第 40図乃至第 43図は ポール抱持部における外側部分に毛細管誘導溝を併設した 態様のペン先の構造を例示していて、 第 40図, 第 42図は縦 断面図、 第 41図, 第 43図はポール抱持部の斜視図で一部切 ^している。 第 44図は乃至第 46図ポール保持管とポ一ル受 け芯のカ シメ 固定が略点状であるペン先の構造を例示して いて、 第 44図は縦断面図、 第 45図は第 44図の ( 45 ) ― ( 45 ) 線の横断面図、 第 46図はポール抱持部の斜視図で一部切欠 している。 第 47図は従来のペン先の構造を示す縦断面図。 第 48図は本発明との比較のために試作したペン先の構造を 示す縦断面図。 第 49図乃至第 52図は本発明品と従来品と試 作品のイ ンキ流出量の性能を示すグラ フで、 第 49図は第 1 図に例示した本発明品構造のペン先のイ ンキ流出量性能を 示し、 第 50図は第 13図に例示した本発明品の構造のペン先 のイ ンキ流出量性能を示し、 第 51図は第 47図に示した従来 品構造のペン先のイ ンキ流出量性能を示し 、 第 52図は第 48 図に示した試作品構造のペン先のイ ンキ流出量性能を示し ている。
[0131] 発明を実施するための最良の形態
[0132] 本発明をよ り 詳細にあきらかにするために、 以下図面に 従っ て説明する。
[0133] 第 1 図乃至第 3図は、 この発明に係るペン先の基本的な 構造を例示している。 このペン先は、 ( 1 ) のポール保持 管と、 このポール保持管 ( 1 ) 内に固定状のポール受け芯 ( 2 ) と、 ポール保持管 ( 1 ) 先部内のポール受け芯 ( 2 ) 端面部 ( 2a) とで形成しているポール抱持部 ( 3 ) 内に回 転可能に保持されたポール ( 4 ) との三部品からな っ てい る o
[0134] ポール保持管 ( 1 ) は管内部にその内面部 ( 7 ) との間 に イ ンキが毛細管移動する隙間を形成可能な径比に した小 径状のポール受け芯 ( 2 ) を、 管外周面上からその適宜個 所をカ シメつけて一体状に内蔵して、 ポール受け芯 ( 2 ) 外面部 ( 6 ) と内面部 ( 7 ) との間に軸線方向に通るイ ン キ流通空間 ( 5 ) を形成すると共に管内部先にはポール受 け芯 ( 2 ) の端面部 ( 2a) を底面とするポール抱持部 ( 3 〉 を形成してポール ( 4 ) を回転可能に納め、 且つポールが ポール抱持部 ( 3 ) 内から脱落しないよう に同抱持部 ( 3 ) 開口縁 ( 21) の絞り部 ( 14) で保持している。 ま たポール 保持管 ( 1 ) の力シメ部 ( 18) はポール受け芯 ( 2 ) の端 面部 ( 2a) 近く から、 これよ り も軸線方向に離れた適宜個 所まで夫々周方向に等間隔を保ちながら径方向に等し く突 出 している突帯状で、 ポール受け芯 ( 2 ) をその周囲から 等し く 囲繞状に稀着し、 ポール保持管 ( 1 ) とポール受け 芯 ( 2 ) をその曲げ強度すなわち削性を高めて一体化する と共にイ ンキ流通空間 ( 5 ) を軸線方向および径方向とも に等しい隙間に形成している。 このイ ンキ流通空間 ( 5 〉 の毛細管間隔はボール ( 4 ) のイ ンキ着面厚さが 3〜4 ί 程度であるから、 少なく とも 3〜 6 / /以上あれば良く 、 具 体的には低粘度ィ ンキを毛細管誘導可能な 25〜 100 でィ ンキの ^度箬の物性に対応して設定する。
[0135] ポ一ル受 f芯 ( 2 ) はポール保持管 ( 1 ) 内面部 ( 7 ) との間にイ ンキ流通空間 ( 5 ) を形成しうる所要径の中実 状のものであり 、 そ して、 ポール抱持部 ( 3 ) における底 側を形成している端面部 ( 2a) の中央にはポール受け部分
[0136] ( 8 ) を略平坦状に形設して、 周ポール受け部分 ( 8 ) で 点或いは線支持するポール ( 4 ) の回転抵抗を少なく し、 且つこのポール受け部分 ( 8 ) の周囲のイ ンキ流通空間
[0137] ( 5 ) と連通状の外側部 ( 9 ) には突状壁部 ( 12) をポー ル ( 4 ) 面部分 ( 10) との間にイ ンキの毛細管誘導路 ( 13) が確立されるよう に環状に形設し 、 イ ンキがイ ンキ流通空 間 ( 5 ) 側から毛細管誘導路 ( 13) すなわちポール ( 4 ) 面部分 ( 10〉 まで毛細管誘導されて移動且つ同面部分 ( 10) の毛細管誘導路 ( 13) にプールされるよう に している。 こ の毛細管誘導路 ( 13) の毛細管間隔は大略 25〜 100 であ り 、 低粘度イ ンキの粘度等の物性に対応して設定する。
[0138] 又、 このポール受け芯 ( 2 ) におけるポール受け部分
[0139] ( 8 ) および突状壁部 ( 12) は構成材が塑性加工可能な例 えば金属である場合、 ロ ー リ ング加工等によ っ て容易且つ 高精度に製作しラる。
[0140] ポール ( 4 ) はポール抱持部 ( 3 ) 内にポール保持管 ( 1 ) 先端の絞り部 ( 14) で抜け止めされていて、 その回 転に ともない、 一方の面部分 ( 10) でイ ンキをイ ンキ流通 空間 ( 5 ) から毛細管誘導路 ( 13) に巻込みながら、 他方 の面部分 ( 10) でそのイ ンキをひろい取っ て絞り部 ( 14〉 開口縁 ( 21 ) との間から引出すよう に している。 このポー ル ( 4 ) 直径は 0.3〜 1 棚であり 、 そ して開口縁 ( 21) と ポール ( 4 ) 面との園は大略 5〜 15 程度とするのが良い 又、 ポール抱持部 ( 3 ) における突状壁部 ( 12) は、 毛 細管誘導路 ( 13) の毛細管誘導能力 , ポール回転の潤滑能 力等に対応して、 ポール受け芯 ( 2 ) の外側部分 ( 9 ) と これの近傍のポール ( 4 ) 面部分 ( 10) とポール保持管 ( 1 ) 内面部分 ( 11 ) との間の部位におけるその外側部分 ( 9 〉 および 又は内面部分 ( 11 ) に形設されるこ とにな る。
[0141] 同様に、 イ ンキ流通空間 ( 5 ) は、 運筆スピー ドによる イ ンキ消費量の変動に対応して、 ポール ( 4 ) に対するポ ール受け芯 ( 2 ) の径比或いは形状構成を選択するこ とに なる。
[0142] 同様に、 ポール保持管 ( 1 ) とポール受け芯 ( 2 ) の構 成材は、 ペン先の強度, イ ンキ流通空間 ( 5 ) の毛細管誘 導能力等に対応して、 丸管と丸棒の組合せ、 或いは角管と 角棒の組合せ、 若し く は丸管と角棒の組合せ、 さ ら には角 と:丸榨の組合せから選択されるこ とになる。
[0143] 同様にポール ( 4 〉 形状は、 用途に対応して、 球状のも の或いはロ ール状のものが選択されるこ とになる。
[0144] 又、 そのポール保持管 ( 1 ) およびポール受け芯 ( 2 ) そ してポール ( 4 ) の材質は、 用途, 加工性, 静電性等に 対応して、 SUS304等のステン レス材料等の金属材料, ポリ エーテルエーテルケ 卜 ン < PEEK) , ポリ イ ミ ド ( PIM ) , ポリ フ エ 二 レンサルフ イ ド ( PPS ) 等のスーパーェンジ二 ンァ リ ングプラスチッ ク系その他のポリ アセタ ール
[0145] ( P0H ) 等のプラスチッ ク材料, セラミ ッ ク材料から選択 される。
[0146] た とえば、 用途が、 ポールペン等のペン先と して用いら れる場合では、 金属材料, セラ ミ ッ ク材料がふさわ し く 、 化粧用ではタ ツ チの軟らかいプラスチッ ク材料が適当であ る。 加工性および耐イ ンキ性ではロ ー リ ング加工等の塑性 加工が比較的容易で鑌に強いステン レス材料が経済的にも 有利であると共に、 静電性においても有利である。
[0147] 係る構造のペン先は空気孔 ( 24) のあるペン軸 ( 22) の 口金 ( 23) に密嵌されて、 ポール受け芯 ( 2 ) 端部が繊維 2
[0148] 束よ りなるイ ンキ中継芯又はイ ンキ含浸体 ( 25) に挿入し ており 、 口金 ( 23) の内面 ( 26) とポール受け芯 ( 2 ) と の間のイ ンキの毛細管誘導部分 ( 27) を通じてイ ンキの毛 細管誘導;に-よる供給が行なわれるよ う になつ ている。
[0149] 第 4図乃至第 9図はこの発明に係るところの突状壁部 ( 12) の態様が夫々異り 、 他は基本的に J 構成であるペン 先の構造を例示している。 そ して 、 ポール保持管 ( 1 〉 内 面の径断面形とポール受け芯 ( 2 ) 径断面の輪郭形につい て円の相似形状に している。
[0150] 第 4図および第 5図はこの発明に係るところの突状壁部 ( 12) がポール保持管 ( 1 ) 内面部 に環状に形設してい るペン先の構造を例示しており 、 この突状壁部 ( 12) はポ ール受け芯 ( 2 ) 外側部分 ( 9 〉 およびポール ( 4 ) 面部 分 ( 10) の間に相互に連通した イ ンキの毛細管誘導路 ( 13) を夫々形成していて 、 イ ンキ流通空間 ( 5 ) から毛細管誘 導されて ぐるイ ンキをポール受け部分 ( 8 ) 側に迂回誘導 した後に面部分 ( 10) に毛細管誘導し、 外側部分 ( 9 ) と 面部分 ( 10) と内面部分 ( 11 ) との間の部位におけるイ ン キの毛細管誘導空白域を解消すると共にポール ( 4 ) の回 転を潤滑するよう に してある。
[0151] 第 6図および第 7図はこの発明に係るところの突状壁部 ( 12) がポール保持管 ( 1 ) 内面部分 ( 11 ) とポール受け 芯 ( 2 ) 外側部分 ( 9 ) との双方に夫々環状に形設してい るペン先の構造を伢示しており、 各突状壁部 ( 12) はポー ル ( 4 ) 面部分 ( 10) との間に相互に連通したイ ンキの毛 細管誘導路 ( 13) を夫々形成していて、 イ ンキ流通空間
[0152] ( 5 ) から毛細管誘導されてきたイ ンキの一部をポール受 け部分 ( 8 ) 側に誘導し、 外側部分 ( 9 ) と面部分 ( 10) と内面部分 ( 11 ) との間の部位におけるイ ンキの毛細管誘 導空白域を解消すると共にポール ( 4 ) の回転を潤滑する よう に してある。
[0153] 第 8図および第 9図はこの発明に係るところの突状壁部
[0154] ( 12) がポール保持管 ( 1 ) の内面部分 ( 11 ) に環状に絞 り形設しているペン先の構造を倒示しており、 この突状壁 部 ( 12) はポール ( 4 ) 面部分 ( 10) との間にイ ンキの毛 細管誘導路 ( 13) を形成していて、 イ ンキ流通空間 ( 5 ) から毛細管誘導されてきたイ ンキをポール受け部分 ( 8 ) 側に迂回誘導した後に面部分 ( 10) に毛钿管誘導し、 外側 部分 ( 9 ) と面部分 ( 10) と内面部分 ( 11 ) との間の位置 におけるイ ンキの毛細管誘導空白域を解消すると共にポー ル ( 4 ) の回転を潤滑するよう に してある。
[0155] 第 10図乃至第 18図はこの発明に係る ところのインキ流通 空間 ( 5 ) 横断面積を毛細管誘導路 ( 13) 横断面積よ りも そのイ ンキの毛細管間隔の変更なく大の比に している態様 が夫々異なり 、 他は基本的に同構成であるペン先の構造を 倒示している。 そ して、 ポール保持管 ( 1 ) 内面の径断面 形とポール受け芯 ( 2 ) 径断面の輪郭形について、 円の相 似形状に している。
[0156] 第 10:図乃至第 12図はこの発明に係るところのイ ンキ流通 空間 ( 5 ) が、 ポール ( 4 ) 径よ りも大径状のポール受け 芯 ( 2 ) 外面部 ( 6 ) とこれに対面状のポール保持管 ( 1 〉 内面部 ( 7 ) との間に形成しているペン先の構造を例示し ており 、 このイ ンキ流通空間 ( 5 ) は毛細管誘導路 ( 13) を上回る横断面積を形成していて、 ポール ( 4 ) によ り毛 耦管誘導路 ( 13) から通常引出されるイ ンキ量を上回るィ ンキ量をその引出 し量に応じて毛細管誘導して、 運筆スピ ー ドの変化に ともなうイ ンキ消費量相当を毛細管供給する よ う に してある。
[0157] 第 13図乃至第 18図はこの発明に係る ところのイ ンキ流通 空間 ( 5 ) が、 ポール受け芯 ( 2 ) をポール ( 4 ) 径よ り も大径状にすると共にポール受け部分 ( 8 ) 側を頂面とす る略台錐形状のテーパー状外面部 ( 6 ) とこれに平行状の ポール保持管 ( 1 ) 内面部 ( 7 ) との圜に形成しているぺ ン先の構造を例示しており 、 このイ ンキ流通空間 ( 5 ) は 連通している毛細管誘導路 ( 13) に近づく につれてその横 断面積比の差がなく なるよ う に形成していて、 ポール ( 4 ) によ り毛細管誘導路 ( 13) から通常引出されるイ ンキ量を 上回る量をその引出 し量に応じ て毛細管誘導すると共に毛 細管誘導路に対するイ ンキの誘導供給量の格差を段階的に 解消して、 運筆スピー ドの急激な変化にも常にそのイ ンキ 消費量相当を過不足なく毛細管供給するよう に してある。
[0158] 第 19図乃至第 22図はこの発明に係るところのポール保持 管 ( 1 ) 内面の径断面形とボール受け芯 ( 2 ) 径断面の輪 郭形が角の相似形状で、 ポール ( 4 ) がロ ール状であり 、 他は基本的に周構成であるペン先の構造を例示してあり 、 このポール保持管 ( 1 ) は角管で、 ポール受け芯 ( 2 ) は 角棒によ って構成している。
[0159] そ して、 ポール受け芯 ( 2 ) 端面部 ( 2a ) における突状 壁部 ( 12) はロール状ポール ( 4 ) 面部分 ( 10) の左右両 脇に沿い並列 して、 その面部分 ( 10〉 との間にイ ンキの毛 細管誘導路 ( 13) を形設していて、 外側部分 ( 9 ) と面部 分 ( 10) と内面部分 ( 11 ) との間の部位におけるイ ンキの 毛細管誘導空白域を解消 している。 力シメ部 ( 18) は点状 カシメ と している。
[0160] この態様では特に筆記方向性が有り 、 そのロ ール幅が筆 線幅となる。
[0161] 第 23図乃至第 30図はこの発明に係るところのポール保持 管 ( 1 ) 内面の径断面形とポール受け芯 ( 2 ) 径断面の輳 郭形が異形状であり 、 他は基本的に周構成であるペン先の 構造を例示している。
[0162] 第 23図乃至第 26図はこの発明に係るところのポール保持 管 ( 1 ) 内面の径断面形が円形状で、 ポール受け芯 ( 2 ) 径断面の輪郭形が角形状である丸管と角棒の組合せで、 他 は基本的に同構成であるペン先の構造を倒示している。 ポ ール ( 4 ) は球状のもの と している。
[0163] このペン先におけるイ ンキ流通空間 ( 5 ) はポール保持 管 ( 1 ) 内面部 ( 7 ) とポール受け芯 ( 2 ) 外面部 ( 6 ) との間にその外面部分 ( 6 ) 構成面数分に各独立して分割 している。 力シメ部 ( 18) は周方向に沿う面状絞り カシメ と し ている。
[0164] 第 27図乃至第 30図はこの発明に係るところのポール保持 管 ( 1 ) 内面の径断面形が四角状で、 ポール受け芯 ( 2 ) 径断面の輪郭形が円形状である角管と丸棒の組合せで、 他 は基本的に同構成であるペン先の構造を例示している。 こ のペン先におけるポール ( 4 ) はロ ール状のものがふさわ し く 、 それに伴い端面部 ( 2a) の突状壁部 ( 12) はロ ール 状ポール ( 4 ) 面部分 ( 10) の左右両脇に沿い並列 して 、 その面部分 ( 10) との間にイ ンキの毛細管誘導路 ( 13) を 形設している。
[0165] そ して、 イ ンキ流通空間 ( 5 ) は径断面四角形状のポー ル保持管 ( 1 ) の各コ ーナーの内面部 ( 7 ) と径断面円形 状のポール受け芯 ( 2 ) 外面部 ( 6 ) との間にポール保持 管 ( T ) のコ ーナー構成数分に各独立して分割 している。 力シメ部 ( 18) は周方向に沿う面状絞り カシメ と している。 第 31図乃至第 36図はこの発明に係るところのポール受け 芯 ( 2 ) の外面部 ( 6 ) がシングル或いはダブルのスパイ ラ 'ル状溝部 ( 15) で形成していて、 他は基本的に周構成で あるペン先の構造を例示しており 、 このスパイ ラル状溝部
[0166] ( 15) はイ ンキ流通空間 ( 5 ) の内周側を形成して、 同流 通空間 ( 5 ) におけるイ ンキの輪線方向のス 卜 レー 卜な流 動を索制する。 '
[0167] 第 37図乃至第 39図はこの発明に係るところのポール受け 芯 ( 2 ) の外面部 ( 6 ) が周方向の環状溝部 ( 16) を軸線 方向に並列させて形成していて、 他は基本的に同構成であ るペン先の構造を例示しており 、 この環状溝部 ( 16) はィ ンキ流通空間 ( 5 ) の内周側を形成して、 同流通空間 ( 5 ) におけるィ ンキの軸線方向のス 卜 レー 卜な流動を索制する。 第 40図乃至第 43図はこの発明に係るところのポール受け 芯 ( 2 ) 外側部分 ( 9 ) がイ ンキの毛細管誘導溝 . ( Π) で形成していて、 他は基本的に同構成であるペン先の構造 を例示し ており 、 この毛細管誘導溝部 ( 17) は外側部分
[0168] ( 9 ) にポール受け部分 ( 8 ) 際まで配設されていて 、 ィ ンキをイ ンキ流通空間 ( 5 ) からポール受け部分 ( 8 ) に 毛細管誘導して同ポール受け部分 ( 8 ) におけるポール ( 4 ) 回:転の潤滑性を良く している。
[0169] 第 44図乃至第 46図はこの発明に係るところのポール保持 管 ( T ) がステン レス製で、 ポール受け芯 ( 2 ) がステン レス製の芯部 ( 19) 側面に合成樹脂膜 ( 20) をコ ーティ ン グし、 ポール ( 4 ) がステン レス製で形成していて、 他は 基本的に同構成であるペン先の構造を例示しており 、 この 態様でもポール保持管 ( 1 ) とポール受け芯 ( 2 ) とポー ル ( 4 ) との三者間の静電作用の発生がなく 、 同作用によ る腐蝕及び発鑌もなく な つ ている。
[0170] 次表は本発明によるペン先 (第 1 図, 第 13図, 第 17図) と、 従来のペン先 (第 47図 ) および比較のために試作した ペン先 (第 48図 ) とを、 その各性能について試験したデー タである。
[0171] 尚、 各ペン先のポール径は 0.6Φ と し、 使用イ ンキの粘 度は 3 c ρと した。
[0172] 又、 試験対象の第 47図の従来のペン先は第 1 図の本発明 によるペン先とポール抱持部 ( 3 ) 内のイ ンキの毛細管誘 導空白域の有無の違いを除いて同一構成と し、 同様に第 48 図の試作のペン先は第 13図の本発明に よるペン先とポール 抱持部 ( 3 ) 内のイ ンキの毛細管誘導空白域の有無の違い を除いて同一構成に した。 又、 第 17図の本発明によるペン 先は突状壁部 ( 12) の構成の違いを除いて第 13図の本発明 による ところのペン先と周一構成に した。
[0173] 尚、 第 48図の試作ペン先の構造はポール保持管 ( 70) 内 にポール受け芯 ( Π ) を双方の間に軸線方向に貫通するィ ンキ流通空間 ( 72) を形成して固定 し、 このイ ンキ流通空 m ( 72) におけるポール抱持部 ( 73 ) との連通部分を、 ポ ール受け芯 ( 71) における平坦状ポール受け部分 ( 74) 側 を頂面とする略台錐形状のテーパー状外面部 ( 75) とこれ に対面して平行状のポール保持管 ( 70) 内面部 ( 76) との 間に形成し、 ポール抱持部 ( 73) にポール ( 77) を回転自 在に保持していて、 ポール受け部分 ( 74) の周囲の外側部 分 ( 78) とこれの近傍のポール ( 77) 面部分 ( 79) とポー ル保持管 ( 70) 内面部分 ( 80) との間の空間 ( 81) にはィ ンキの毛細管誘導がおこなわれない毛細管誘導空白域 ( 82) が存在 している構成に してある。
[0174] 性能 z試験品 第 47図 第 1図 第 48図 第 13図 第 17図 耐ドレインパック性① X ( 70¾) 〇 (80¾) 厶(75 ) ◎ (95%) ◎ (95%)
[0175] 〇 〇 〇 〇 〇 状 態 斜め筆記 〇 O 〇 〇 〇 高 筆 記 性 ② X 〇 厶 ◎ 〇 ィ ンク流出量 ③ Δ 〇 Δ 〇 〇 復 帰 性 ④ X (20%) 〇 (40%) 厶 (28%) ◎ (60%) © (63%) 初筆性(書ぎ出し)⑤ X ( 4%) 〇 (90%) 厶 (42%) ©(100%) ©(100¾)
[0176] 〇 O 〇 〇 〇 加 金 属 ◎ Δ 〇 厶 ェ プラスチック
[0177] 〇 〇 〇 厶 性 セラミック
[0178] 評価 : 優一◎—〇—△— X—劣
[0179] ① : 下向き筆記可能なテス 卜品を、 60での恒温槽内に上向 きに した状態で一週間放置し、 その後に上向き筆記でき た本数のパーセンテージ
[0180] ②— : 60c Z sec
[0181] ③ : 筆記速度 4 m Bin 筆記角度 65β
[0182] 筆記荷重 100g
[0183] ④ : ド レイ ンパッ クが確認されたテス 卜品を対象に、 下向 きに放置した後、 下向き筆記できた本数のパーセンテ ー ジ
[0184] ⑤ : テス 卜品をペン本体に耝付け後に、 静かにテス 卜品を 下側に して 1 時間自然放置した時点で、 イ ンキが自然流 下してポールまで到達した本数のパーセンテージ
[0185] そ して第 49図乃至第 52図は、 筆記時のイ ンキ流出量につ いて 、 ポール抱持部 ( 3 ) 内にイ ンキの毛細管誘導空白域 が存在 しない本発明による ところのペン先のデータ ー ( 第 49図, 第 50図 ) とポール抱持部 ( 53) , ( 73) 内にイ ンキ の毛細管誘導空白域が存在するペン先のデー タ ー (第 51図, 第 52図 ) を示しており 、 夫々無差別に抽出した 5本を試験 した。
[0186] 釵上の表およびデータ ーからは、 ポール抱持部にイ ンキ の毛細管誘導空白域が存在するペン先の構造のものが、 耐 ド レイ ンパッ ク性, 髙速筆記性, 復帰性, 初筆性のいずれ においても劣り 、 且つイ ンキ流出量についてはパラツキが 多く 認められた。
[0187] これに対して、 ポール抱持部にイ ンキの毛細管誘導空白 域が存在しない本発明のペン先の構造のものは表およびデ 一タ ーから明らかである通り 、 耐 ド レイ ンパッ ク性, 高速 筆記性, 復帰性, 初筆性のいずれもが優れており 、 イ ンキ 流出量もそのパラツキが少なく均一であるこ とが確認され、 実用製品と して信頼性が高い。
[0188] 産業上の利用可能性
[0189] 以上のよう に、 本発明に係るペン先の構造は、 筆記用, 作図用, 化粧用ポールペンのペン先と して有用であり 、 特 にポールの滑らかな回転性、 そ して優れた耐 ド レイ ンパッ ク性, 髙速筆記性, イ ンキ流出量, 復帰性, 初筆性、 さ ら に髙筆圧の耐久性を望まれる用途に適している。
权利要求:
Claims請求の範囲
1 . ポール保持管 ( 1 〉 内にポール受け芯 ( 2 ) を固定し て、 ポール抱持部 ( 3 ) 内にポール ( 4 ) を回転自在に保 持;すると共にこのポール抱持部 ( 3 〉 に連通するイ ンキ流 通空園 ( 5 ) をポール受け芯 ( 2 ) 外面部 ( 6 ) とポール 保持管 ( 1 ) 内面部 ( 7 ) との間にイ ンキが軸線方向に毛 細管移動可能に形成し、 且つポール抱持部 ( 3 ) における ポール受け芯 ( 2 ) の略平坦状ポール受け部分 ( 8 ) の外 側部分 ( 9 ) とこれの近傍のポール ( 4 ) 面部分 ( 10) と ポール保持管 ( 1 ) 内面部分 ( 11) との間の部位に突状壁 部 ( 12) をポール ( 4 ) 面部分 ( 10) との間にイ ンキ流通 空間 ( 5 ) と連通したイ ンキの毛細管誘導路 ( 13) が確立 されるよう に形設してなるペン先の構造。
2. 上記突状壁部 ( 12) が、 ポール受け芯 ( 2 ) の外側部 分 ( 9 ) に形設されている特許請求の範翻第 1 項記載のぺ ン先の構造。
3. 上記突状壁部 ( 12) が、 ポール保持管 ( 1 ) の内面部 分 ( 11) に形設されている特許請求の箱囲第 1 項記載のぺ ン先の構造。
4. 上記突状壁部 ( 12〉 が、 ポール受け芯 ( 2 ) の外側部 分 ( 9 ) およびポール保持管 ( Ί ) の内面部分 ( 11) 双方 に形設されている特許請求の範囲第 1 項記載のペン先の構
5. 上記イ ンキ流通空間 (*5 ) 横断面積が、 毛細管誘導路 ( 13) 横断面積よ りもそのイ ンキの毛細管間隔を変えずに 大の比:に形成されている特許請求の範囲第 1 項乃至第 4項 記載:の任意のペン先の構造。
6. 上記イ ンキ流通空間 ( 5 ) が、 ポール ( 4 ) 径よ りも 大径状のポール受け芯 ( 2 ) 外面部 ( 6 ) とこれに対面状 のポール保持管 ( 1 〉 内面部 ( 7 ) と間に形成されている 特許請求の範囲第 5項記載のペン先の構造。
7. 上記イ ンキ流通空間 ( 5 ) が、 ポール受け芯 ( 2 ) に おけるポール受け部分 ( 8 ) 側を頂面とする格台錐形状の テーパー状外面部 ( 6 ) とこれに平行状のポール保持管
( 1 ) 内面部 ( 7 ) との間に形成されている特許請求の第 5項記載のペン先の構造。
8. 上記ポール保持管 ( 1 ) 内径が、 ポール ( 4 ) を抜け 止め している絞り部 ( 14) を除いてイ ンキ流通空間 ( 5 ) 形成部分までポール ( 4 ) 径と略同径状である特許請求の 範囲第 1 項記載のペン先の構造。
9. 上記ポール保持管 ( 1 〉 内面の径断面形とポール受け 芯 ( 2 ) 径断面の輪郭形が相似形状である特許請求の範囲 第 1 項のペン先の構造。
10. 上記ポール保持管 ( 1 ) 内面の径断面形とポール受け 芯 ( 2 ) 径断面の輪郭形が円の相似形状に形成されている 特許請求の範囲第 9項記載のペン先の構造。
11. 上記ポール保持管 ( 1 ) 内面の径断面形とポール受け 芯 ) 径断面の輪郭形が角の相似形状に形成されている 特 ^讒求の範囲第 9項記載のペン先の構造。
12. 上記ポール保持管 ( 1 ) 内面の径断面形とポール受け 芯 ( 2 ) 径断面の輪郭形が異形状である特許請求の範囲の 第 1 項記載のペン先の構造。
13. 上記ポール保持管 ( 1 〉 内面の径断面形が円状で、 ポ ール受け芯 ( 2 ) 径断面の輪郭形が角状に形成されている 特許請求の範囲第 12項記載のペン先の構造。
14. 上記ポール保持管 ( 1 ) 内面の径断面形が角状で、 ポ ール受け芯 ( 2 ) 径断面の輪郭形が円状に形成されている 特許請求の範囲第 12項記載のペン先の構造。
15. 上記ポール受け芯 ( 2 ) が、 その周側面のイ ンキ流通 空間 ( 5 ) の形成部分である外面部分 ( 6 ) に軸方向に沿 うスパイ ラル状溝部 ( 15) を有している特許請求の範囲第 1 項記載のペン先の構造。
16. 上記ポール受け芯 ( 2 ) が、 イ ンキ流通空間 ( 5 ) 形成部分である外面部 ( 6 ) に周方向の環状溝部 ( 16) を 軸線方向に並列状に有している特許請求の範囲第 1 項記載 のペン先の構造。
17. 上記ポール受け芯 ( 2 ) が、 イ ンキ流通空間 ( 5 ) と 連通してポール受け部分 ( 8 ) 際ま で達するイ ンキの毛細 管誘導溝部 ( 17) を有している特許請求の範囲第 1 項記載 のペン先の構造。
18. 上記ポール受け芯 ( 2 ) がポール保持管 ( 1 ) 内に力 シメ 固定されている特許請求の範囲第 1 項記載のペン先の 構
19. 上記力シメ部 ( 18) が輸線方向に沿う突帯状である特 許請求の範囲第 18項記載のペン先の構造。
20. 上記力シメ部 ( 18) が周方向に沿う絞り形状である特 許請求の範囲第 18項記載のペン先の構造。
21. 上記ポール ( 4 ) が球状である特許請求の範囲第 1 項, 第 10項, 第 13項記載の任意のペン先の構造。
22. 上記ポール ( 4 ) がロ ール状である特許請求の範囲第 1 項, 第 11項, 第 14項記載の任意のペン先の構造。
23. 上記ポール保持管 ( 1 ) とポール受け芯 ( 2 ) がステ ン レス鋼製で、 ポール ( 4 ) がステン レス銅又はセラ ミ ツ ク製である特許請求の範囲第 Ί 項記載のペン先の構造。
24. 上記ポール保持管 ( 1 ) がス テ ン レ ス製で、 ポール受 け芯 ( 2 ) がス'テン レス製の芯部 ( 19) 側面に合成樹脂膜
( 20) をコ ーテ ィ ングして形成され、 ポール ( 4 ) がステ ン レス調又はセラミ ッ ク製である特許請求の範囲第 1 項記 載のペン先の構造。
25. 上記イ ンキ流通空間 ( 5 ) の毛細管間隔が大略 25〜 1 00 である特許請求の範囲第 1 項記載のペン先の構造。
26. 上記毛細管誘導路 ( 13) の毛細管間隔が大略 25〜 100 である特許請求の範囲第 1 項記載のペン先の構造。
27. 上記ポール抱持部 ( 3 ) における絞り部 ( 14) 開口縁 ( 21 ) とポール ( 4 ) 面との間が大略 5〜15 である特許 請求の範囲第 1 項記載のペン先の構造。
28. 上記ポール受け芯 ( 2 ) の毛細管誘導溝部 ( 17) が、 溝幅大略 25〜 110 で、 深さ大略 100〜20j である特許請 求の範囲第 Π項記載のペン先の構造。
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